栃木県屈指の観光地、那須。
避暑地として人気で、特に夏には観光客が多い場所です。
那須にはおしゃれなお店やスポットが多く、その中の一つに「art biotop」があります。
よく雑誌に取り上げられている、建築家の石上純也さんが手掛けた「水庭」が最大の特徴。
宿泊以外にも水庭の見学コースがあり、一回の見学で20人ほどが参加しているほどです。
今回はそんな「art biotop」へ行った私が、宿泊してみた感想や宿泊料金などを紹介。
本記事の内容
- アートビオトープのアクセス・駐車場
- アートビオトープの宿泊費は?
- 宿泊してみた感想
- 安い宿泊サイトはどこ?

クリックできる目次
アートビオトープのアクセス
・住所 栃木県那須郡那須町高久乙道上2294-3
・チェックイン 15:00〜 チェックアウト 〜10:30
・電話番号 0287-78-7833
VILLA 0287-74-3200
・駐車場 15台+VILLA9台
アートビオトープは、雑誌にたくさん掲載されている、那須にある宿泊施設です。
建築家の石上純也さんがデザインした構想から4年の歳月をかけた”水庭”が最大の特徴です。
宿泊している建物の横には陶芸やガラスの工房があり、予約すれば体験をすることができ、創造的な空間といった宿泊施設です。
従来の施設であるレジデンス、cafe Kantanの他にヴィラ、フレンチレストランがオープンし益々満足度の高い施設となっています。
アートビオトープの目玉である「水庭」は見学するのにも予約が必要な場所ですが、宿泊者の特典として自由に散策することができます。

駐車場は?
駐車場は2種類あります。
①レジデンス、水庭見学者用
②ヴィラ、レストラン利用者用
那須サファリパークの方からアートビオトープへ向かうと右側に②があり、ちょっと奥に①があります。
看板はどちらも大きくないので、ゆっくり行くことをおすすめします。
アートビオトープの宿泊費は?
年末の冬休みに訪れた私たちの宿泊費は、朝・夕食付きで一人約18,000円。
一般的なホテルよりは少し高いかなといった金額帯ですが、すごく高いというわけでもありません。
体感した感想としては、妥当な価格だと感じました。
ご飯の美味しさ、水庭の見学料金を考えればお得なのかなと思いました。
少し水庭の見学料金が高いですよね...。
ただ、上記の料金は冬の料金なので、夏のベストシーズンになれば価格が変動します。
避暑地として有名な那須なので、この地域は総じて夏に価格が高くなる傾向があります。
私の調べでは夏の料金は、一人あたり30,000円くらいが相場でした。参考までにどうぞ。

アートビオトープに宿泊してみた感想
今回訪れたのは年末、少し前に降った雪が路肩に少し残っていて寒い時期です。
アートビオトープの駐車場一面に雪が残っていました。

私が宿泊したのは、レジデンス。
白を基調とした部屋で、特段豪華ではないですね。ところどころ良いインテリアがあったりします。(ルイスポールセンのライトらしきものがベット横に)
おしゃれなビジネスホテルをイメージしていただければ近いかなと思います。
宿泊してみた感想を一言でまとめると、
「日々の喧騒を忘れて、本を読んだりリラックスする場所」という感じ。
スマホなどの身に付けている電子機器から離れられ、本などのアナログなものに夢中になる空間です。
中庭やレジデンス棟の一階には、本棚があり自由に本を読むことができます。
その他にも、ピアノや自由に絵が描ける画用紙が置いてあったりと、さすが「アート」と名前についてるだけあるなと思いました。
陶芸やガラスなどの体験もできるので創造性のある宿泊施設ですね。
水庭散策
見所でもある「水庭」にも散歩に行きました。
レセプションでのチェックイン時に見学者用のシールをもらい衣服につけて散策に行きます。
宿泊する施設とは少し離れた場所にあり、歩くコースは2つほどあるようです。水庭に向かって一番左奥が少し土手になっていて高く、見渡せるのでキレイに写真が撮れるポイントです。
「水庭」有料本(約1,000円)を買わないとコースや写真ポイントがわからないのは少し不親切だと思いましたが、迷うことはないので、そんなに問題にはならなそうです。※見学コースでは料金の中に含まれています。

水庭はやはりキレイでした。手入れが行き届いていて、新たな生態系もあり、おたまじゃくしやオニヤンマなど自然の生き物を見つけることでも楽しめました。
夏には見学で、冬には宿泊で伺いましたが、やはり夏の方がおすすめですね。
冬は藻や草木があまりなく少し寂しい印象です。雪が積もっていればまた、水庭の部分が切り取られたキレイな雪景色をみることができますが、運良くその景色が見えるとも限らないので難しい部分です。
夏でも8月の中旬〜下旬が緑が茂っていてオススメです。上記の写真は8月25日くらいの状況です。
カフェのとても美味しいご飯
朝食・ディナー付きのプランを選んだので、アートビオトープ内のcafe Kantanでのご飯となりました。
那須は夜に営業している飲食店が少ないイメージなので、宿で食べるのがベストかなと思います。ファストフード店もほとんどありませんしね。
そして、cafe Kantanのご飯が美味しすぎました。ディナーも朝食もどちらも美味しくて感激しました。特に焼きたてのミートパイは食べて欲しい一品です!
那須にはおいしいお店がたくさんありますが、ここもランチの候補の一つに入れて良いと思うレベルでした。
宿泊してみて少しイメージと違っていたところ
デメリットというわけではないですが、行く前のイメージと違っていたところを解説します。
- 水庭と宿泊施設が少し離れている
私が行く前のイメージだと、宿泊している部屋から水庭が見えると思っていましたが、建物から距離で100mくらいの場所にあり、全くの別のゾーンにありました。
意外だった点です。
散歩の道順や写真を上手に撮れる場所?(水庭を見渡せる場所)も有料パンフレットに記載されていたりちょっと不親切なところもあるなと思いました。
- キッチンや洗濯機など長期滞在用の施設が充実している
芸術家の人たちが1ヶ月など籠もって作品を作るような雰囲気があります。(芸術家気分が味わえます。笑)
レジデンスの部屋だけでいうと、シンプルな設計に少しおしゃれなインテリアですが、入り口付近のキッチンが生活感がありすぎてたまに現実に戻されるような気がしてしまいました。
この2点は少しイメージとのギャップを感じた点です。
アートビオトープに宿泊を検討している方は参考にしてみてください。
アートビオトープを安く予約できる宿泊サイトは?
結論から言うと、公式サイトから予約するのが500円〜1000円くらい安かったです。
やはり少しでも安く泊まりたいので色々なサイトを見ましたが、公式サイトが一番安かったです。
しかし、条件次第ではまた違っていて、ポイントの使用や溜まるポイントを考えると、楽天トラベルなどを利用するのもありですね。
アートビオトープ自体あまり取り扱いしているサイトが少ないので、もし、ポイントが溜まっている、溜めていれば楽天トラベルでも良いと思います。
私はちょうどポイントがなかったので、公式サイトから申し込みました!
安い宿泊サイト
- 公式サイト:アートビオトープ那須
- 楽天トラベル :アートビオトープ那須
アートビオトープ那須 まとめ
今回は、アートビオトープ那須について書きました。
簡単にまとめると、
まとめ
- 那須にあるおしゃれな宿泊施設
- 水庭が最大の特徴
- カフェKantanのご飯がおいしい
- 水庭の写真のスポットは一番左奥
- 電子機器から離れられる空間
こんな感じ。
クリエイティブな仕事をされている方には、仕事のために長期滞在してとても居心地のいい場所だろうなと感じました。
県内の方にもオススメできる点としては、スマホなどの電子機器などから離れられ日々の急がしさから解放され、リフレッシュすることができる点。
アートビオトープを利用しようと思っている方は、是非参考にしてみてください!